
新興開発地に新たな地域の原風景を創り出すパブリックアート
和泉シティプラザアートワーク 2002年
新興住宅地と歴史ある従来の市街地との乖離は新たな開発や再開発にとって重要な問題です。歴史ある伝統地区とまっさらな住宅地。同じ市内でも風景が全く異なるふたつの場所。パブリックアートはその両者を結びつけ、新旧住民の対話の契機となり、地域の新たな歴史を創り出すために大きな役割を担いました。そのために、制作のプロセスで多くの新旧市民に参加者していただいたワークショップを実施しました。その結果、和泉シティプラザのアートワークは、新たな拠点として新旧住民に共有される場所となりました。