一日の大半を過ごすオフィス空間にアートを取り入れることでさまざまな効果が期待できます。シビアなルーティンワークから社員の疲労やストレスを和らげたり、社員の感性に訴えかけ、創造的なひらめきを生みだすきっかけとなったり、アートのある空間は社員同士の交流の場となりコミュニケーションを深め、より良い職場環境へと導きます。
本プロジェクトでは社員とともに5人の若手アーティストを選出し、工場という無機質になりがちな空間にアートワークを展開しました。
作品と場の融合は相乗効果を生み、毎日行き来する「階段空間」、社員の憩いの場である「食堂」、活発な対話が展開される「会議室」がよりユーザー・フレンドリーでクリエイティブな空間にアートワークによって生まれ変わりました。職場空間にアートが介入したことで、社員一人ひとりのモチベーションを高めるだけでなく企業全体の価値を向上させ、企業と社員の絆を深めるきっかけとなることを願っています。
プロジェクト名 | 都内工場アートワーク |
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アーティスト | 井上絢子、芝田知香、鈴木紗也香、長谷川由貴、原田郁 |
素材 | 油彩、キャンバス、アクリル、ラメ、麻布、顔料、型染め型染め、ドローイング |
サイズ | 130x162cm,60.6x50cm,53x33.3cm / 162x390cm / 112x145cm / 130.3x80.3cm / 100x155cm(原画) |
アート・ディレクション | 特定非営利活動法人アート&ソサイエティ研究センター |
設置場所 | 東京都内某工場 |
納入完了 | 2017年5月 |
協力 | 飯坂幸男、徳田慎一、千葉淳一、六田春彦 |
詳細PDF | アートのある働く環境 |