紅海を臨む、サウジアラビア第二の都市、ジェッダ市内各所で、「21 39 Jeddah Arts」が開催されています。(1/28-4/18/2020)このイベントはサウジ・アート・カウンシルの主催で今年7回目。年々盛んになるサウジアラビアのコンテンポラリー・アート・シーンを牽引するアニュアル・イベントへと成長してきました。
今年のテーマは「気候危機」。サウジでは原油産出国での温暖化という矛盾や、急激な近代化による自然と伝統文化の喪失という複雑な課題を抱えています。この地球規模での緊急課題について、ジェッダという土地からどのように反応するのか、その独自性はなにか?ということを21人(組)のアーティストが追求しています。
まだ知られることが少ないサウジアラビアの現代美術の状況やアートと社会を結ぶアーティストの活動について、この展覧会の主催者であるムハマド・ハフィズ氏にインタビューしました。
https://thesaudiartcouncil.org
(by Hiroko Shimizu 詳細は『BIOCITY』 2020 No.82を参照ください)