道路開発やダムの開発、地滑り対策といった大規模な公共事業は周囲の自然環境や生活環境を破壊する事例が多く、問題視されてきました。しかし、1200年以上の長い文化的な伝統がある室生地区では、それはどうしても避けなければならない事業の方向であり、それは住民の一致した意志でした。そこで、このプロジェクトは、公共事業と文化事業が一体化し、アーティストが全体デザインを担い、将来の文化遺産となる公園づくりが実現しました。
プロジェクト名 | 「室生山上公園 芸術の森」+ワークショップ |
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アーティスト | ダニ・カラヴァン |
素材 | 水、光、土、ホワイトコンクリート、コールテン鋼、植栽など |
サイズ | 8haの公園、ビジターセンター |
主要用途 | 公園、地滑り対策 |
制作年 | 1997-2006年 |
所在地 | 奈良県室生村(現 宇陀市) |
建築名称 | 室生山上公園 芸術の森 |
クライアント | 国土交通省、奈良県、宇陀市(旧室生村) |
建築設計 | ダニ・カラヴァン |
建築施工 | 淺沼組 |
アート・ディレクション | 計画/実施/監理|清水裕子(SDC在籍時) |
ワークショップ | 住民との地域調査、旧小学校の再生 |
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詳細PDF | むろおアートアルカディア計画 室生山上公園 芸術の森 |